不眠症だって個人差がある!まずは自分の不眠タイプを知ろう

2019年4月19日

ひとことで不眠症といっても、抱えている症状は人によってさまざま。
どう眠れなくてツライのかを正しくわかっていなければ、効果のある睡眠薬を選ぶことは難しいもの。
薬を探すまえに、自分がどんなタイプの不眠症なのかを考えてみましょう。

不眠症は、睡眠障害の現れ方によって入眠障害、熟睡障害、中途覚醒、早朝覚醒の4種類にわけられます。

眠りたいのに眠れない-入眠障害-

入眠障害とは

疲れているのに眠れない・・
何時間も寝つけないのがツライ・・

眠りにつくことが難しいというのが入眠障害です。
「寝つきが悪い」というだけなら入眠障害とはいいませんが、布団で横になってから30分~1時間以上経っても眠れない症状が1ヵ月以上続いている場合には要注意。

眠りたくても眠れない
寝つきの悪さがずっと続いている
早く眠れないことがストレスになっている
睡眠が不安定なせいで日中の生活に影響が出ている

自覚がある人は、早めに治療を始めましょう。
睡眠薬を服用するほか、就寝環境の見直しも必要です。

部屋のあかりは暗めに設定
適温をキープ
保温性、通気性にすぐれた服を選ぶ
大きな音が聞こえないように

 

など、快適に眠れる環境作りを心がけてみてください。

とにかく寝つきを最優先!最適な薬は?

入眠障害には、超短時間型の睡眠薬を選びます。

服用から30分~1時間ほどで眠気が訪れるので、布団のなかで何時間もモヤモヤしている・・という状況を改善。
薬のキレもいいので、翌朝はスッキリと起きることができます。

超短時間型の睡眠薬
アモバン、ルネスタ、ハルシオン、マイスリーなど

たくさん寝たのに起きたらダルい-熟睡障害-

熟睡障害とは

睡眠時間はしっかりと取れているいるはずなのに、あまり眠れなかった・・というのが熟睡障害

人間は睡眠中に、深い眠り=ノンレム睡眠と浅い眠り=レム睡眠を繰り返しています。
浅い~深い~浅い~深いと、平均して90分おきに訪れますが、熟睡障害の人はノンレム睡眠の時間が短いと考えられています。

脳が深く眠れていないので、「一晩中ウトウトしただけで、ちゃんと寝られなかった・・」という感覚に。
熟睡感が得られないため身体の疲労を引きずったまま朝を迎えることになり、「起きるのがツライ」「ボンヤリして仕事がはかどらない」といった不調を引き起こしてしまいます。

深い睡眠がキープできる薬は?

熟睡障害には、睡眠時間が確保できる短時間~中時間型の睡眠薬がおすすめ。
超短時間型と比べて入眠スピードは劣りますが、その分長時間に渡って効果が得られます。

作用時間が長い分、翌日に影響が出やすいという側面も。
寝起きが悪い、起きたあとや日中もボーっとしてしまうといった弊害が出やすいので、服薬のタイミングや摂取量には注意が必要です。

短時間~中時間型の睡眠薬
デパス、バスパー、レンドルミン、ロヒプノール、サイレースなど

夜中に何度も起きてしまう-中途覚醒-

中途覚醒とは

就寝中に何度も目が覚めてしまうのが中途覚醒です。
アルコールの摂りすぎや夜食の習慣、コーヒーやタバコといった生活習慣のほか、加齢による睡眠サイクルの乱れも大きな原因に。

睡眠がこま切れになってしまうと、脳や身体を十分に休めることができません。
そのため翌日もずっと眠かったりダルさが続いたりと、仕事や家事などの日常生活をスムーズにこなすことが難しくなってしまいます。

最低何時間眠りたい?睡眠時間が確保できる薬

熟睡障害と同じように、夜を通して眠り続けるためには短時間~中時間型の睡眠薬を選びましょう。

短時間~中時間型の睡眠薬
デパス、バスパー、レンドルミン、ロヒプノール、サイレースなど

アラームいらず?-早朝覚醒-

早朝覚醒とは

早朝覚醒は、目覚まし時計をセットする必要がないくらい早く目が覚めてしまう症状です。
何時間もまえに起きてしまうものの再び眠ることもできず・・そのまま起床時刻に。

睡眠パターンが変わってきている高齢者や、精神的な疾患を抱えている人に多くみられます。
若い世代で早朝覚醒に困っているという人は、ストレスを抱えていないかどうか振り返ってみましょう。
心配ごとや不安が続いていたら脳はずっと緊張したまま。良質な睡眠をキープすることはできません。
睡眠薬で眠りを得るだけでなく、ストレスの解消法を検討することも大切です。

また、人間の身体は明るくなると活動するようにできています。
日の出が早いシーズンには、早朝から太陽の光を浴びないように気をつけてみましょう。
西向きの部屋で寝る、遮光カーテンを活用するなど、陽が差しこまないようにする工夫を。

副作用なしで朝までグッスリは可能?

睡眠時間を確保するという点では短時間~中時間型が適していますが、翌日への持ち越しがネック。
薬が効いていて朝起きられないということになっては本末転倒です。
服薬は必要最低限からはじめて、自分に合った量を見極めましょう。

睡眠時間はそこまで長くなくても大丈夫という人なら、起床時間から逆算して超短時間型の睡眠薬を使ってみるのもアリ。

Posted by TAGUTI


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