睡眠薬でハイになる?眠剤遊びの怖さ

眠剤ハイ睡眠薬遊びといった言葉を聞いたことがありますか?

2017年、大阪府堺市で未成年の男性が自動車事故を起こしました。
ただの交通事故ならそれほど問題視されなかったかもしれませんが、運転していた少年は睡眠薬を服用していたせいでフェンスに衝突したのです。

「薬を砕いて飲めばハイなれると聞いた」と興味本位で睡眠薬を服用したことや、「天王寺区の路上で知り合った売人から1錠100円で買った」という供述から、睡眠薬の悪用と不正購入が明らかになりました。

睡眠薬で気分がアガる?

睡眠薬でハイになる理由は?

本来であれば眠るために服用する睡眠薬で、どうしてハイになれるのでしょうか?

睡眠薬は脳全体の働きを抑制する作用があるので、理性による行動抑制にも影響を与えてしまう。
服用しても寝ずに起きていれば、酒を飲んで酩酊(めいてい)したときと同じように理性のたがが外れる。
陽気に騒ぐだけでなく、気が大きくなって攻撃的、暴力的となることもある
(埼玉医科大医学部・上條吉人教授)

睡眠薬を飲むと、脳は緊張状態が和らいでリラックス。
そのまま眠りにつけば問題ないのですが、起き続けていると脳がボケて理性が緩んでしまいます。

酔っ払ったときのようにハイな精神状態になるだけでなく、薬の筋弛緩作用によって手足の動きもあやふやに。
頭も身体もコントロールが効かない状態になるわけですから、自動車の運転なんてもってのほか!
こんな危険極まりない遊びが、若者のあいだで広まりつつあったというのです。

眠剤遊びは絶対ダメ!睡眠薬の購入方法を再確認!

睡眠薬の違法購入と乱用はダメ!

脳に作用するタイプの睡眠薬は、未成年が気軽に買えるものではありません。

睡眠薬の購入方法
医師に処方してもらう
自己責任のもと個人輸入する

正しい入手方法はこのふたつだけ。

しかし、不眠症のフリをして処方された睡眠薬を路上販売するという悪質な行為が、眠剤遊びを可能にしているのです。

睡眠薬は安定した眠りをキープするために服用する薬。
効果と危険をしっかりと認識し、用法用量を守って服用することが大前提です。

また、違法販売の睡眠薬は買わない!服用しない!
これが大切なんです。

違法購入や乱用が危険なワケ

睡眠薬の違法購入や乱用は、どうしていけないのでしょうか?

もちろん法律に反しているからですが、なぜ法律で管理されているのかがポイント。
市販薬とは異なり、安全性を維持しながら服用するためには専門的な知識が必要だからです。

薬の性質や特徴、副作用について何も知らない人が睡眠薬を服用するなんて、考えただけでも危険すぎますよね。

現在用いられている睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系が主流。
どちらも脳に働きかけるタイプなので効果は高いものの、副作用や依存のリスクも高めです。

間違った服用(過剰摂取・頻繁な服用など)

依存しやすくなる

もっと薬が欲しくなる

違法ルートで購入してしまう

さらに乱用

 

このような負のループに陥ってしまったら、依存から抜け出せなくなってしまうほか、自分だけでなく他人をも巻き込む事故を起こしかねません。

睡眠薬の服用は、
安定した眠りのために、正しい方法で。
正しい場所で買う

不眠で悩む人もそうでない人にも、あらためて正確な認識を広めていきたいですね。

Posted by TAGUTI


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