起きてビックリ!?睡眠薬ならではの副作用に注意!

安定した睡眠のために薬を飲むことは正しい選択です。
けれど、「飲めば寝られる」と漫然と服用するのはちょっと待って!

睡眠薬の多くはベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系の薬剤で、服用して命を落とす危険は低いものの注意すべき副作用はあります。

どんな症状が起こるのか、まったく知らないまま服用するのは非常に危険。
睡眠薬を安全に活用するために、副作用への理解は欠かせないのです。

効きが速い睡眠薬ほど副作用が出やすい!

睡眠薬の副作用

ベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬に共通している副作用は、

めまい
眠気
ふらつき、転倒
前向性健忘
胎児の奇形

などがあり、アモバンやルネスタ、マイスリー、サイレースなど、どんな商品でも発症する可能性はあります。

とくに入眠効果が高い薬=体内に吸収されるのが速い薬は副作用も出やすく、いっそう気をつけなくてはいけません。

小人さん現る!?健忘=物忘れの症状とは

超短時間型で効きの速い睡眠薬で、とくに注意したいのが前向性健忘です。
服用したあとのできごとを覚えていないという記憶障害。

成分が急激に効いていく過程で記憶にまつわる脳の機能が低下し、不完全な覚醒状態になってしまうために起こります。

寝るまえに自分が何をしたか覚えておらず、翌朝に行動の痕跡をみてビックリすることも。
知らないところでほかの誰かが何かしている?といった状況を、グリム童話・小人の靴屋にたとえて「小人さんが来てた~」と言ったりします。

小人さんが部屋を片づけてくれたみたい
夜中に小人がお菓子を食べていた
小人さんが勝手に、友達にラインしていた

など、記憶にない行動はさまざま。
笑い話ですめばいいものの、無自覚で行動しているので大きな危険をともなうのも事実です。
外出して屋外で眠っていたり、自動車に乗って事故を起こしてしまっていたら・・。

自分やほかの人の安全を守るためにも、睡眠薬を服用する際は就寝準備をバッチリ整えてから、服用後はすぐに横になることを守りましょう。

女性が知っておくべき副作用

女性が注意すべき副作用

妊娠している、妊娠の予定があるといった女性は、睡眠薬はもちろん医薬品の服用は控えるのが基本。

お腹のなかにいる胎児は、成長するために胎盤をとおして母体から栄養分を吸収。
もしお母さんが薬を服用していたら、栄養分と一緒に薬の成分も取り込んでしまうのです。

とくに妊娠初期は、胎児の身体や脳を育てる大切な時期。
そのうえ薬の影響を受けやすいため、睡眠薬を服用していると催奇形性(奇形)のリスクを高めてしまいます。

1950年代後半~60年代にかけては、サリドマイドという成分の睡眠薬によって奇形児が生まれる薬害が世界中で起きました。
現在、サリドマイドは睡眠薬として用いられていませんが、このような悲しいできごとは絶対に繰り返したくはないもの。
妊娠中はとくに、睡眠薬の服用について慎重に考えなければいけません。

妊娠中の不眠・・ガマンするしかない?

「一日中眠くて眠くて・・」という妊婦さんは多くいますが、実は「以前のようにうまく眠れなくなった」という人も少なくはありません。

妊娠中の不眠は、新しい命を宿しているという緊張感や出産への不安など、メンタル面での負担が原因になっているほか、ホルモンバランスの移り変わりが影響しています。

妊娠しているから睡眠薬は飲めない・・でも眠れないのはツライ。
そんな場合には、担当医に相談したうえでサプリメントの摂取を検討してみましょう。

サプリメントは食品と同じ分類ですし、天然成分由来の商品なら安心ですよね。
自律神経を整えて自然な眠りをサポートするメラトニンやセロトニンは、不安定な精神状態を落ち着かせる効果も

睡眠薬と違って即効性はないので、今日の夜眠りたい!というリクエストは叶えられませんが、妊娠中の不眠とつきあうための方法として頭の片すみに置いておいてくださいね。

まとめ・安全な睡眠薬の活用

眠りたくても眠れないという人にとって、睡眠薬は頼りになる薬です。
しかし安全に使いこなすためには、常に副作用のリスクを意識しておかなくてはいけません。

薬を飲めば眠れるからといって、漫然と服用を続けていくのは非常に危険です。
ずっと飲み続けていくうちに身体が慣れてしまい、効果が感じにくくなることも。

これを耐性がつくといいますが、耐性がつくと身体が依存しやすくなり、肉体的に依存すると「睡眠薬がないと眠れない・・」と精神依存にもつながってしまいます
今までの量では眠れないからと、過剰摂取が習慣化する危険性も。

睡眠薬による不眠症治療では、

薬の摂取量は最小限に
長期間にわたって続けて服用しない
用法用量はかならず守る

 

この3点を厳守することが何よりも大切です。

不眠症を改善するための睡眠薬で、ほかの悩みや疾患を生んでしまっては元も子もありません。
ココロも身体も健やかでいるために、うまく睡眠薬を使いこなしていきましょう。

Posted by TAGUTI


PAGE TOP